こんにちは、”自分迷子”の方を応援しています。
ライフコーチの石原瑶子(@kanaeruyoko)です。
このページでは、コーチング用語について解説していきます。
今日は「ペーシング」についてお伝えします。その他の用語についてもページ下部にリンクを貼っていますので、辞書として使っていただければ幸いです。
ペーシングとは
ペーシングとは、相手のペースに合わせることを指します。
「声のトーン」「呼吸」「話のスピード」「話のリズム」などを合わせて(ペーシングしながら)話を聞いてもらえると、私たちは安心することができ、信頼関係(ラポール)を築くことができます。
ちなみに、ペーシングという言葉は、英語のpace(=歩幅)+ingからきているそうです。
余談ですがコーチはペーシングを合わせるだけでなく、ペーシングをあえて外すこともあります。
例えばクライアントの呼吸が早く、舞い上がって話しをしていたり、感情に飲まれすぎている場合などです。
ペーシングを外すことで、話している側の呼吸が落ち着いたり、客観的に現状を捉えられることもあります。
ペーシングによって、信頼関係(ラポール)が築けているとクライアントの潜在的なニーズが出てきたり、無意識の領域に触れることができたりもするのです。
コーチは話をしっかりと聴き、クライアントの話せる場を作れるかどうかがとても大切です。ペーシングはそのために重要なスキルです。