コーチ石原

こんにちは、”自分迷子”の方を応援しています。
ライフコーチの石原瑶子(@kanaeruyoko)です。 

質問者

・仕事に自信がなくて、うまくいかない
・仕事に自信がなくて不安
・仕事への自信をつけたいけど、何をすればいいかわからない

仕事に自信がない状態はすごく苦しいですよね。

私たちは一日のほとんどを仕事をして過ごします。つまり、仕事に自信がない=1日のほどんどの時間を不安な気持ちで過ごすということ。

私自身も過去、一日が早く終わりますようと願いながら乗り切るように仕事をしていました。

また、朝なんて来なければいいのに。そう思いながら仕事に向かっていた人間です。

今回は、私が仕事に自信がなく不安な毎日を抜け出すまでのエピソードを通して、

「仕事に自信がない」と思ったとき、どうやって抜け出せばいいのか?解説していきます。

この記事を読むことで、あなたが仕事に自信のない状態から、少しでも自分を信じられるようになることを願っています。

仕事に自信がないなら、やるべきたった一つのこと

あなたは「仕事に自信がない」と思ったとき、やるべきたった一つのことはなんだと思いますか?

ズバリ答えは「自分自身と対話し、自分を知ること」です。

もしかすると、あなたは仕事に自信がないなら

  • 自分に”大丈夫”と声をかけてあげましょう
  • 自分の良いところを探しましょう
  • 得意なところを見つけ、率先して取り組みましょう

などの手っ取り早いテクニックを探していたでしょうか?

ですが、テクニックだけ身につけても、その場しのぎだと私は思うのです。

状況や環境、働く人が変わっても仕事に自信が持てる状態を作るには「自分自身と対話をし、自分を知っていくこと」が欠かせません。

自己対話はセルフコーチングと呼ばれたりもします。

仕事に自信がない人に”自分を知ること”を勧める理由

なぜ「仕事に自信がない」人に、自分との対話が必要なのでしょうか?

「仕事に自信がない」という人の多くは、自信がないという漠然とした不安だけを持ち、自分自身と対話をしようとしていません。

例えば、

  • 仕事のどんな部分に自信がないのか?
  • 自信がないと感じている時、物事をどう捉えている?
  • 自信がないと言っている割に、できるように練習しないのはどうして?

このように自己対話をしていくだけで、仕事に自信がないと思っている理由が見えてきたり、次のアクションがわかったりします。

自分を知るだけで、自信がないという漠然とした不安に悩まされることは確実に減るでしょう。

あなたも、仕事に自信がないと思っているのであれば、自己対話をし、自分を知ることから始めてみませんか?

「でも”自分を知る”ってどうしたらいいの?」と思う方もいらっしゃることでしょう。

”仕事に自信がない自分”と向き合うヒント

そんな方に一つ提案です。

手始めに、これらの質問にトライするのはどうでしょうか?

ヒント
  1. 今、仕事で自信がなくて不安なことは何?
  2. ①を書き出してみてどう感じた?
  3. 今どうする?
  4. ③を決めてどう感じた?

過去の私が仕事に自信がなくて悩んでいた時の例もノートに書いてみました。

  1. 今、仕事で自信がなくて不安なことは何?

    先輩や先生から怒られること(他人の評価)1年目の中で出来損ないにならないか(他人の評価)自分が間違えないか、処置ができるかどうか(仕事自体への習熟度)⇨自分と対話して気づいたことは、自信がないと漠然と思っていたことに様々な要因があること。仕事への習熟度は経験や学習の時間に関連するものもあるので、今考えても仕方のないこと。

    つまり、私が漠然と仕事に自信がないと思っていた理由は【他人からの評価】を気にしていたからということに気づきました。

  2. ①を書き出してみてどう感じた?

    先輩や先生から怒られること(他人の評価)1年目の中で出来損ないにならないか(他人の評価)
    自分がどう思われるか、他人からの評価ばかりを気にしている自分がダサいなぁと感じた。どうしてダサいと思うんだろう?本当は、患者さんのために動ける自分でありたい。自分の意見をしっかり持ち適切な処置ができるナースでありたい。
  3. 今どうする?その当時、まだ他人の評価をきにする自分をどう扱えば良いのかわかりませんでした。なので、どのタイミングで不安になるか、もっと詳しくみてみようと考えました。自分が間違えないか、処置ができるかどうか(仕事自体への習熟度)については、処置自体を経験し、習得していかなければどうしようもないと思いました。

    なので、不安な処置をリストアップし、やってみることにしました。

  4. ③を決めてどう感じた?そこまで決めると、漠然とした不安から解放され、少しだけ心が軽くなる気がしていました。

さらに毎日で時間を作り自己対話を繰り返すことで、自分を知っていきました。

自己対話を続けた結果

最終的には、仕事への自信がつきました。

仕事への自身と言うより、自分という存在への自信がついたと言ったほうが正しいように思います。

自己対話を何度も繰り返していくうちに、仕事だけでなく、人と関わる時、恋愛のことなど、人生のどの場面でも【他人の評価】を得る為に動いていると気がつきました。

そして、そんな自分を自覚していく中、新たに自分との対話が生まれ

  • 他人の評価って私の人生においてどんな価値があるのだろう?
  • 他人の評価を優先することで、失っているものはなんだろう?
  • 自分の思うことや、感じることを無視しているな・・・
  • 他人の評価を得る為に、自分の気持ちを感じて来なかったのか

こういった対話を繰り返し、自分で感じ、考え、選んで【自分の答え】を大切にしてみようと思い始めたのです。

【自分の答え】を選ぶと、責任もついてきます。自分で選んだ(決めた)答えなので誰かのせいや何かのせいにすることは、できないからです。

他人の評価を基準にしている時だと、他人が評価をしなかったから、あの人のせいだと人のせいにすることもできるでしょう。

それができない代わりに自分を信じて答えを選ぶことで、思った通りに事態が動かなくても自分を信じて決める(自信)が経験として積み重なっていきます。

この積み重ねで、どんなことが起きても私は大丈夫というどっしりした自分への信頼、自信が身についてきました。

仕事においても、きっと私ならどんなことも超えていけると思えます。

自分という存在を信じられること、これが”本当の自信”だと私は考えています。

↑”本当の自信”について詳しく解説しています。

仕事に自信がない、不安な毎日を送っている人へ

自信とは、自分という存在を信じること。ですので、本来”自分を信じるだけ”でいいのが自信です。

自分を信じたいなら、やはり自分を知る作業が必要なのだと思ってもらえたでしょうか?^^

今日から、意図的に自分のための自己対話を始めませんか。

ぜひ、自己対話のきっかけに先ほどの質問リストを使ってみてください。

そして、一人では”客観的に”自分を見たり、自己対話をしたりすることが難しいという場合はコーチと一緒にやることも検討してみてくださいね^^

コーチは会話を通してあなたの自己対話をサポートできます。