コーチ石原

こんにちは、”自分迷子”の方を応援しています。

ライフコーチの石原瑶子(@kanaeruyoko)です。 

今日はよくある質問、

自分迷子
ちゃん

・ライフコーチってどんな仕事?

・一日のスケジュールは?

・ぶっちゃけ、年収は?

という疑問をお持ちの方にお届けする記事となります。

この記事では、ライフコーチの「仕事内容」「スケジュール」「収入」「仕事のメリット・デメリット」について記載していきます。

記事を最後まで読むことで、ライフコーチになりたいと思っている方は、これからのビジョンが明確になっていくことでしょう。

コーチになる厳しさも含め書いています。よりリアルにコーチというお仕事について知りたい方におすすめの記事です。

ライフコーチとは?

簡単に説明するとライフ+コーチ=ライフコーチ

コーチングを使って、人生(ライフ)を会話でサポートするお仕事です。

ライフコーチの仕事

コーチングセッション

コーチングセッションのお仕事には2種類あります。

①個人と契約して、コーチングセッション

ライフコーチは、この1on1のパーソナルコーチングをメインとして活動している方が、多いと思います。

具体的には、クライアント個人と契約を結び、継続した関係を構築して、クライアントの成長を支援していきます。

コーチによりますが、基本的に月に3~2回の45分から60分のコーチングセッションという時間を設け、クライアントが考えたテーマに沿って会話をする。

そのような関係の中でクライアントの成長を促します。

セッションで決めたアクションプラン(行動目標)についてメールで報告をもらったり、セルフコーチングしたこと、日々の取り組みで気づいたことの報告をもらったりすることも。

私の場合は、月に3~2回のクライアントそれぞれの契約に基づき、セッションを実施します。セッションは、オンラインがほとんどですが、クライアントの希望があれば対面でも実施可能です。

私の場合はサポートのために、メールは契約期間中、無制限でお受けしていて、メールで報告を受けたり、クライアントの了承を得てメールでフィードバックをさせていただくこともあります。

私にとってコーチングとは、コーチとクライアントのパートナーシップなので、セッション時間だけでなくそれ以外の時間もコーチングが続くのです。

メールでのフィードバックや報告などもその一環となります。

②企業と契約してのコーチングセッション

ライフコーチのお仕事として、企業と契約を結び、この契約に基づいてお仕事をさせていただくこともあります。契約に基づくので形態はさまざまです。

企業がお金を負担し、1on 1でのセッションもありますし、グループコーチングの場合もあります。

また、コーチングセッションとセミナー形式を組み合わせたプログラムで提供させていただくことも多いです。

②研修講師

私がライフコーチとして、セミナー講師を務めさせていただいたのが、

  • 企業でのコミュニケーション研修
  • 企業でのチームビルディング研修
  • 企業でのメンタルヘルス研修
  • 市民講座
  • 経営者の集う青年会議所でのセミナー
  • 転職をサポートする企業での動画出演

以上のものです。

セミナーの内容については、依頼主の目的や企画、ニーズに合わせて、ライフコーチとしての経験、コーチとして自分が生きてきた過程や経験などを踏まえてオリジナルでお届けします。

人によっては病院の研修で話したり、大学の授業でという場合もあります。

他には、研修会社と契約を結び、そこから依頼された研修に行くというパターン。個人で営業をして企業様との研修をするパターンです。

私の場合も、年間で関わらせていただいている企業様とのお仕事と研修会社様から頂くお仕事、現在も両方あります。

③コーチを育てる仕事

ライフコーチを育てるためのお仕事です。

  • コーチングスクールの運営
  • コーチングスクールのアシスタント
  • 企業内コーチの育成

が考えられます。

コーチングスクールの運営

自分がコーチングスクールを主催していく形です。コーチングスクールによっては、テキストに沿ってコーチング講座を開催し、1対1コーチングを教える場合もあります。

コーチングスクールのアシスタント

私が卒業したスクールでは、クラスコーチと言ってクラスを運営するコーチがいます。私も1年半担当させていただいていて、週に1度90分のクラスで、クラスの進行やトレーニング中のコーチへフィードバックを担当していました。

企業内コーチの育成

マネージャー職の方に向けて研修やコーチングのトレーニングを行い、企業内でコーチとなる役割の方を育成するお仕事です。

コーチへのコンサルティング

コーチによっては、個人向けのコーチに独立するためのコンサルティングを行なっている人もいます。2022年私たちも、コーチ向けのサロンを始めることにしました。

よかったら覗いてみてくださいね!

④企業に就職

コーチをするという広い視点でみると、コーチング会社の社員として雇われコーチをする場合があります。大手のコーチングファームは社員を募集しています。


以上が私の知るライフコーチの働き方です。

ライフコーチのスケジュール

私のスケジュールですが、現在は月に60セッション程度を行なっています。自分のベストな力を出せるようそれ以上にならないようコントロールしています。

それ以外は、継続で契約させてもらっている企業の研修に行ったり、youtubeを更新したり広報活動という形です。

2022年より、3人のスタッフと一緒にお仕事をするようになったため、私の場合は広報活動などはお願いできるようになりました。

コーチの仕事のメリット・デメリットは?

動画verもあるので、動画の方が良い方はこちらから。

改めて、ライフコーチの仕事のメリット(やりがい)・デメリット(厳しさ)を紹介させていただきます。

コーチという仕事のメリット(やりがい)

  1. 人生の一部をご一緒できること
  2. 時間、働き方の自由度が高いこと

人生の一部をご一緒できること

メリットというより、仕事の醍醐味ですね。ライフコーチの醍醐味はクライアントの「人生の一部を共有させていただくこと」です。

クライアントが、成長しビジョンを達成していくところに居させていただくことは本当にありがたく幸せです。これは、コーチだからこそできることだと思います。

時間、働き方の自由度が高いこと

私自身はあまりこだわりはないのですが、よく聞かれることなので書いてみました。多くのかたが私の生活スタイルを見て、「自分で働く時間を決めれていいですね」とか「好きなことができていいですね」と言ってくださいます。

確かに、会社員のときと比較すると、時間的な自由度は高いです。

コーチという仕事のデメリット(厳しさ)

コーチとしてやっていくためにはリスクを引き受ける覚悟が必要です。明日全てが0になるリスクがあります。そのリスクを引き受けなければ、独立して活動したり、経営をしていくことは難しいでしょう。

私は会社員の方が、会社にたくさんのサポートをしてもらえて気持ち的には楽でした。
▶️会社をやめて思ったこと

例えば、会社員だと「任せられた役割」をこなしていけば、給料の心配もしなくて済みましたし、税金のことや保険の心配などもありませんでした。

個人事業主になると、仕事(コーチング)のスキルアップだけしておけばいいというわけではありません。

コーチングのスキルアップや自分のあり方を極めていくことは当然として、クライアントさんに貢献することはもちろんですが、それ以外にも「どうやってコーチングを届けるか?」や「収支のバランス」「税金のこと」など、やることも学ぶことも多いです。

ただ私の場合、そのようなちょっぴり、面倒臭くてやりたくないことを引き受けてでも、コーチングで実現したい世界やコーチングを届けたい人がいるので活動を続けています。

コーチの収入や年収はいくら?

気になるお給料についてです。給料は基本的に自分で設定可能です。

売り上げから経費を差し引いて、給料という形になります。そこから収入に応じて税金のお支払いもあります。

コーチは他の職業よりも経費を抑えることができます。オンラインで1対1のコーチングを主とする場合、最低「PC」「インターネット環境」「自分が受けるコーチング料金」があれば、活動できます。

私たちの場合は、今はチームでお仕事をしていたり、企業の研修を担当させていただくこともあるのでざっくりあげて下記のような経費がかかっています。

  • インターネットの契約料金
  • サーバー契約(HPがある場合)
  • 家賃(セッションルームを借りている場合)
  • システム利用料(継続課金している予約システムなど)
  • 研修費用(自分の受けるコーチング代金やコーチング講座で学びを深めるなど)
  • 会議費(会議する場所を借りる場合)
  • 光熱費(電気料金)
  • 外注費(仕事をお願いする場合)
  • 広告宣伝費
  • 支払い手数料(税理士の代金)
  • 交通費
  • 接待交際費
  • 消耗品費

収入についてリアルな話をすると、稼げていないコーチも多いです。記憶が定かではありませんが、とあるコンサルさんが稼げるコーチは全体の10%もいないというのをおっしゃってました。

稼げるのか?

コーチになって、この質問をよくいただきます。コーチを始めて4年になりますが、最初の2年は副業でコーチをしていました。

私の知っている周りのコーチも数年かかって独立という形や副業でという方が多いです。

もちろん数ヶ月で、コーチとして独立できる場合もあります。もともと、注目されている人であったり、営業のスキルに優れていたり、マーケティングスキルがあったり特別なスキルがある人は軌道に乗りやすいでしょう。

私の場合は、もともと看護師だったのでビジネスセンスも皆無でした。ただ、周りの方のおかげで2年でコーチとして独立でき、軌道に乗せるのは早い方だねと言われることは多いです。

コーチになりたい人は、数年かかってもやる覚悟、やり抜く覚悟が必要だと個人的には思います。それが難しければ、安易に独立はお勧めしません。

たまに、SNS上でコンサルタントの方からコーチング起業は簡単と言うのを目にします。ですが、私はそうは思っていません。むしろ”コーチング”とは説明が難しいものでもあり、魅力を伝えるのは簡単ではないでしょう。

たまに、「稼げそうだから」という理由でコーチを目指す人がいます。悪いことではないと思いますが、稼げそうだからやるという方の多くはいつの間にか辞めていかれます。

正直、コーチとして稼ぐというのは簡単ではありません。コーチと名乗ることは誰にでも出来ます。(ビジネス的な言い方をすると、参入障壁が低い仕事です。)

だからこそ、自分が届けたい人に「あなたをコーチとして雇いたい」と言われる生き方や力が必要な職業です。

どの仕事でも同じではありますがコーチは、半端な想いでは難しい仕事です。普段なら言わないようなことを言い、クライアントに対する厳しさも求められます。

コーチ石原

コーチという仕事はその分、得られる喜びも多く、お役に立てる喜びを感じるのも事実です。

何年かかってもコーチとしてやりたいという方は、地道に続けて結果を出す人もいますので、(7年かかって結果が出たコーチ仲間もいます)今特別なスキルがなくても、コーチとして仕事をしたい人はぜひ諦めず一緒にコーチとして多くの人の力になっていければいいですね!^^

ライフコーチのなり方は?

ライフコーチになるにはどういったルートがあるか少し話します。

一般的にはスクールで学ぶ→ライフコーチとして活動という流れが多いです。稀に、コーチング会社で働いて独立という人もいます。

ライフコーチになる方法については合わせてこちらをご覧になって下さい。

ライフコーチになるには?資格や必要な費用について紹介します。 自分迷子ちゃん・ライフコーチになりたい、どうやってなるの?・コーチになりたいけど何から始めればいい?という疑問を解決できる記事になります…

ライフコーチという職業を目指す方にメッセージ

ライフコーチの「仕事内容」「スケジュール」「収入」「仕事のメリット・デメリット」についてどのように感じたでしょうか。

私はコーチとして活動を始めて4年になりますが、正直以前よりも個人で独立するハードルは上がっているように感じます。

私が活動し始めた、4年前(2017年前後)は起業ブームもあって、軌道に乗せやすかったのかもしれません。ライフコーチになりたい方は、特に独立すると決めている方は厳しさも頭に入れておくことを私はお勧めします。

もし、4年前の自分に自分でアドバイスをするとしたら「まずはコーチングを受けて自分を整えよ」と言うでしょう。なぜなら、人のサポートをするにはまず自分と向き合っておく必要があるからです。

自分が整える努力ができなれば、クライアントのサポートは難しいとは思いませんか?

最後に、

  • あなたがライフコーチになりたいと思ったきっかけはなんでしょうか?
  • そしてどんなライフコーチになりたいですか?
  • ライフコーチとしてどんな人生が送れたら良いでしょうか?

まずは、自分と向き合ってみましょう!上記の問いから初めてみてください^^

コーチ仲間として活動できる日を楽しみにしています。コーチになりたい方、コーチ向けのyoutube、無料プログラムも作っているのでよろしければご登録ください。